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みんな幸せ
2007年05月08日 (火) | 編集 |
たまたま、かっこいいお兄さんが階段を踏み外す現場を見てしまったとしましょう。

その後、お兄さんはとても慎重に階段を通っていました。
階段は、その職場にいる限り、避けられない場所にあります。
私は「今日も無事に通れただろうか」と、気になって気になって。
その職場は近頃、いきなり退職してしまう人が多いのです。
お兄さんもいつか突然いなくなってしまうんじゃないかと、怖かったのです。

そして、数ヶ月がたって。
お兄さんは、お引越しすることを決めました。
もう少ししたら、違う職場へ行くんだそうです。
旅立つ日までは、お仕事のためにその階段を通るのだそうです。
最後の日にも、その階段を通るのだそうです。
それを知って、ほっとしました。

引越しのきっかけがその階段かどうかなんて、わかりません。
お兄さんの旅立ちにはいい時期であることも、確かだろうと思うからです。

別れをさびしく感じていることは、事実です。
ただ。
私は勝手に、安心したのです。
階段のお兄さんに、まだ会えることに。
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